3月19日の月曜、2年前のリベンジを果たすために田浦梅林から三浦アルプスを目指した私。
田浦梅林から最初の山「乳頭山」に登った私は、「三浦アルプス」ルートを歩き始めたのであった。
9時半、仙元山目指して三浦アルプス南尾根を歩きす。
椿の花が目立ちだすと車の音が完全に消え、そこかしこから鳥の声が聞こえてくる。椿の花の蜜でも吸っているのだろう。
一方鎌倉ほどはリスの姿が目立たなかったような気がするのだが、どうなんだろう?
9時39分、最初の大きな分岐に出くわす。しかし案内板も指導標も一切ない。
よく見たら、木の幹に薄っすらと文字が書いてあった。
これによると左(ほぼ直進)が「上山口小」で右が「仙元山」だそうだ。
確かに「三浦アルプス・トレッキングMAP」にもこの分岐は記されている。しかしこんな重要な分岐にすらちゃんとした指導標がないのだから、怖い。
これがこのコースの特徴なのだ。だから初心者にはお薦めできない。
まあ逗子の山で道に迷っても、遭難することはないとは思うが・・・。
登ったり・・・
下ったり・・・というのをひたすら繰り返す。三浦アルプスは案外しんどいコースと言われる所以(ゆえん)だ。
しかも前日の雨の影響で道が一部ぬかっているから、滑りやしないかと不安だった。
9時46分に送電鉄塔を通過。
10時7分、今度は古びた杭のような標柱に「桜広場」と書いてある場所に到着。
なるほど。どうやらこの巨木の正体は桜らしい。この日(3月19日)ではまた蕾すら見当たらないような状態だったが、きっとこれから見事に咲き誇るんだろう。
このコース、4月過ぎに歩いた方がよかったかもしれないな・・・。
コンビニでおにぎりを買いそこなったんで、デイパックに入れっぱなしになっていた ウイダーinゼリー エネルギー を取り出した。
日付を見たら 3月17日で 2日だけ賞味期限を過ぎていたが、別に死にはしないだろう。
こんな単調なコースを、やや体調の悪い中歩いていて、私は楽しかったのか・・・。
正直 70% つまらなかった気がする。しかしちょうどこのとき手帳に「少しだけ楽しい」という文字があるから、逆に 30%ぐらいは楽しんでいたのだろう。
ただこのときも信じられないほどの強風が吹き荒れていた。山の方はややご機嫌斜めだったのだ。
しかし一旦歩き始めたからには、機嫌の悪い山にも付き合わなければならない。先を急ぐか・・・。
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