今年は 9月の台風15号の影響でかなり樹木が塩害にやられてしまい、鎌倉の紅葉もこの 10年で最悪って感じでした。
ということもあり「もう今年は地元北鎌倉の紅葉情報を伝えることはないだろうな」と思っていたのだが、2日前に法事で円覚寺に向かった。父の十七回忌だったのだ。
というわけで、そのときの円覚寺の紅葉状況をお届けします。
自宅から歩いて円覚寺に向かう。円覚寺の山門下には白鷺池と呼ばれる池がある。時々だけれども、カワセミがいたりすることもあります。
この日はカワセミの代わりに写生をしている人たちが沢山いた。
JR横須賀線の踏切を越えて、山門の下に到着。
でも今年の紅葉は、ご覧のようにちょっと悲しい状態ですねえ。塩害の影響がやはり相当あったようだ。
ちなみにこのとき持っていたのは普通のコンデジのみ。だから写真もそれなり・・・ということもあるにはある。
しかし、まさに山門そのものの場所の紅葉は、ちょっとだけいい感じだった。同行していた親戚の人と共に見入ってしまった。
ただご覧のようにこの日は曇天だったため、どうしても絵としてはさえない。
円覚寺の紅葉の見どころの一つ、閻魔堂の紅葉もまずまず。平日のこんな天候の日だっていうのに、沢山のカメラマンがレンズを向けていた。
同じく紅葉スポットの居士林(こじりん)前の紅葉は、すでに相当葉が落ちていた。
だけど風情はなかなかのものだ。まさに「今年最後の紅葉」という感じが漂っていて、これはこれでいい。
紅葉だけじゃなく、「実(み)の付き方が千両に勝る」ということからこの名が付いたと言われる万両(マンリョウ)の実の赤みも目立っていましたよ。
最後にブラッセリー梅宮の料理をいただいて父の十七回忌法要を終えた。
今年もあとわずか 3週間ですね・・・。
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