10月最初の私の休日は好天が保証されていた。
そこで4年ぶりに埼玉県は飯能(はんのう)にある巾着田(きんちゃくだ)に向かう気を起こした。
スタート地点の西武秩父線の武蔵横手駅から歩き始め、五常の滝→北向地蔵→物見山→高指山と見学した私は、最後の山、日和田山を目指した。
山歩きというよりも丘陵歩き、里山歩きといった感じの今回のコースの中で、唯一ここだけはちょっと危険な岩場の道だ。
でも心配するには及ばない。
登り始めてわずか数分後、もう山頂にある立派な宝篋印塔(ほうきょういんとう)が見えてきた。
というわけで11時7分、日和田山山頂に到着。
日和田山は標高わずか 305mながら、日高市のシンボルとして親しまれている名山だ。
そしてご覧のように市街地も一望できる絶景ポイントでもある。
そろそろお昼も近い。左端に写っている夫婦者がわずか1組いるだけだったし、ここで食事をしてしまってもよかった。
でもここから少し下ったところにある金刀比羅(ことひら)神社の方が、最中目的である巾着田(きんちゃくだ)を一望できて気分がいい。
というわけで、わずか3分で日和田山から下山を開始した。
日和田山山頂からわずか4分後の11時14分、金刀比羅(ことひら)神社に到着。
やっぱり人気のある場所なのだろう、ご覧のように何組ものハイカーがいた。
恐らくほとんどの人が巾着田から直接登ってきた人なんだろうと思う。
要するに巾着田プラスアルファってわけだ。巾着田からなら1時間もかからないはずだから。
静かな独り歩きをしていたあとに多くのハイカーとか観光客に会うとうんざりすることもある私だけれども、このときは何だか嬉しかった。
だからこっちから話しかけたりしていた。ま、こんなときもあります。
そしてこの鳥居の先にあるのが・・・。
ヒガンバナの一大自生地、巾着田(きんちゃくだ)だ。
「巾着田」という名の由来は、高麗川が巾着の周りを型取ったような形で蛇行しているところから来ている。上の写真からもそれがはっきりと分かると思う。
で、その高麗川に添うような形でヒガンバナが自生している。上の写真で赤くなっている部分がそれだ。
ま、もちろん人工的に増やしたという部分もあるのだろうけれど・・・。
ここでご覧のおにぎりセットを食べる。
私は低山歩きのときには何故かあまり食欲がないことが多く、下手するとおにぎり一個で済んでしまうのだけれど、このときは何故かぺろりと平らげてしまった。
ま、こういう日もないと困るか・・・。
さて、ここから最終目的地の巾着田までは 30分もかからない。
お腹も十分満ちた。そろそろ目指しますか・・・。
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