2011年 09月 20日
北アルプス常念山脈縦走記 こぼれ話(装備編)
みなさん、長い間「北アルプス常念山脈縦走記」を読んでいただき、ありがとうございました。訪問者の数も通常より 5割ほど多目でした。苦労して書いたカイがあります。

さて、今回は本編に書けなかったこぼれ話のうち、装備編を書きたいと思います。よろしかったらつづきをどうぞ。




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まずはザックから。

去年までは富士山にしても木曽の御嶽山にしても、普通のいわゆるデイパックを背負っていた。お馴染み THE NORTH FACE社の BOREALIS ってやつです。
それを今回 オスプレー・ケストレル38 に変更した。

これは正解だった。やはり正式なザックは背負い心地がまるで違いますね。
ちゃんと重さが肩・腰・そして背中全体に分散されるため、非常に楽だった。また背面がメッシュ状態になっているため、背中に汗をかきにくいのも快適だ。

あと、「ザックを背負ったまま簡単にストックを固定できる」という自慢の「トレッキングポールホルダー」という仕掛けがとても便利だった。
正式に仕舞うのではなく、梯子などのときに一時的にストックを格納できるというシステムだ。
これは一度使うとクセになるほど優れた仕掛けですね。

ただケストレルユーザーって結構多い感じ。あの鈴木宗男氏も同じだったもの(苦笑)。

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一方同行したY氏(わいし)のザックはそこらのスーパーで買った安物。
モロ肩で背負ってしまっていて、重心が後ろに引っ張られているのがこの写真からも分かる。

加えて、これはあとで聞いたことなのだが、重量が 11kgほどもあったという。2泊 3日の山小屋泊としては明らかに重過ぎる。

その2つの理由で初日に彼がバテたのは確実だ。私がこのザックを背負っていたら、私のほうがバテていただろう。

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本編にも書いているけれども、モンベルのライトトレッキングパンツ(8,900円)は最高だった。

「1万近くもする専用のパンツなんてバカらしい」と今までずっとユニクロのコットンパンツで済ませていた私・・・認識を改めました。

とにかく軽い。伸縮性があるせいだろう、歩いていて疲れない。汗もべとつかない。ユニクロのコットンパンツとは「まるで別物」ですね。

考えてみれば、まさにY氏の履いていたパンツは普通のコットンパンツだった。ここにも彼がバテた原因がありそうだ。

一方上はというと、ユニクロのドライメッシュ・クルーネックTに、これまたユニクロのフランネルチェックシャツ(長袖)という出で立ちだった(上の写真はレインウェアだけれども)。
こっちも登山用のに替えると、もっと快適になのかなあ・・・。

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一方こちらのハイドレーション・システムは、いいのか悪いのか、とうとうよく分からなかった。

そりゃあ、一々水筒やペットボトルを出さなくても飲めるこのシステムは偉大ではある。
しかし案外強く吸わないと水が出てこないのと、一度に出てくる量がやや少ないのが気になった。

やはり青いチューブが長過ぎるせいなのだろうか。それとも単に私の肺活量が少ない?

一つはっきりと言えるのは、オスプレー・ケストレル38 にはハイドレーション・システムを入れる専用の場所があるのだが、そこが背中に面しているという事実。
つまり冷たい水も背中の熱ですぐに生ぬるくなってしまう。これはちょっと問題っぽい気もする。

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一方登山靴は、わりとギリギリにこのモンベル・ワオナブーツに替えた。

わずか 2泊 3日とはいえ、仮にも北アルプスを縦走して足に何のダメージを与えなかったのだからたいしたものだ。
っていうか 3日間靴のことを気にしたことが一度もないのだから上出来というべきだろう。

しかし気に入っているかと問われると悩む。
見た目もそんなに好きじゃないし、やっぱり本当の意味での足との一体感が感じられないのだ。

それとモンベルの店員がしきりに一回り上のサイズを薦めるんで 28cmのを買ったのだが、やはり 27.5cmでよかったと思っている。

だって私の普段の靴のサイズは 26cmだもの。だからこの登山靴の場合、靴下を、厚手のに加えて更にインターソックスを履かないとゆるゆるだったりしている。

ま、これを買いにいくときに、「今の靴が当たって痛い」としきりに私が訴えてせいもあるのかもしれないけれども・・・。

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あと装備に関して特に気になったことはない。
しかし一番「持ってくるべきだった!」と現地で悔やみ続けたのが三脚。

この写真、明らかに手ブレ写真であることが分かりますよね(分からないようじゃ、ダメですよ)。

このタカネナデシコという花はそこそこ小さな花だ。小さな花を綺麗に写そうと思ったら、三脚は必須なのだ。

「俺のカメラには手ブレ補正機能があるから」などと自慢げに言ってもダメです。この手の撮影の場合、カメラと花の距離がたった 1ミリずれただけでもピンボケ写真になってしまう可能性があるからです(一眼レフカメラの場合、特に)。 1ミリも体を動かすことなく撮影できる人など、いませんから・・・。

ただそこそこの三脚を持っていくと、今度は重量がアップする。重量アップはバテにつながる。
難しいところですけれどねえ・・・。

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by JunMorosawA | 2011-09-20 06:39 | 低山歩き | Comments(2)
Commented by 山バカ夫婦 at 2011-09-20 13:24 x
山用品も年々良いものが出てきますよね。靴は何足も買い替え・張替えましたが、雨具用品は買い替えの時期がきてます。はじめは私も全部揃えると金額がはるし、そこそこの物でしたが、人から言われ、1つづつ、良いものを買うことにしてました。結果良いものは日持ちもいいです。そうカメラもリコーXR7~ペンタックスA-1~同じLX~同じMZ-3~ニコンD40x・今は昔のキャノンIXY900IS(軽いので)を引っ張り出し、でも露出補正・AEロック・ISO等々はしてます。そう三脚は最近ご無沙汰(笑)です。山用品屋で見てるだけでもたのしいですよね。お互い楽しみましょう。
Commented by JunMorosawA at 2011-09-21 08:24
山バカ夫婦さん、こんにちは。

> はじめは私も全部揃えると金額がはるし、そこそこの物でしたが、人から言われ、1つづつ、良いものを買うことにしてました。結果良いものは日持ちもいいです。

本当ですね。「安物買いの銭失い」という言葉が当てはまりますね、登山用品の場合。

> 今は昔のキャノンIXY900IS(軽いので)を引っ張り出し、

おお!まさにそれ、持ってましたよ!いいカメラでした。
今は動画重視でハイビジョン動画の撮れるソニーの DSC-TX7 を使っています。


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