2011年 04月 20日
高尾山・日影沢スミレ探しの旅 その2
桜の時期もほぼ終わりましたね。今は八重桜が綺麗に咲いている程度です。

さて、今回は高尾山・日影沢スミレ探しの旅の2回目です。ごゆっくりどうぞ。




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JR高尾駅から小仏行きのバスに乗り、8時24分、日影バス停に到着。ご覧の日影沢林道に入っていく。

日影沢林道は城山(しろやま)山頂まで続く道で、最初はご覧のように日影沢に沿っている。

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日影沢の左右の斜面には、ご覧のニリンソウという可憐な白い花の大群生がある。

このニリンソウ、特に珍しい花というわけでもなく、私の住んでいる北鎌倉にも川沿いなどに群生しているけれど、ここまでの大群生地はない。

ただやはり高尾山とその周辺は訪れる人が大変多い場所なんで、多少ハイカーなどに踏まれて群生地が狭まっているようだ。注意しながら観察したい。

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おかしい。思ったほど多くのスミレが現れない。

このあたりには、ご覧の葉の表側が焦げ茶色をしているタカオスミレ(高尾山固有のスミレ)が沢山見られる場所なのだが、この日は本当にぽつりぽつりとしか現れなかった。

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代わりにアオイスミレがよく現れた。

葉がフタバアオイによく似ることからこの名があるらしいが、高尾山で一番早く咲き始めるスミレだ。
逆にこれが沢山見られるってことは、まだ高尾山は本当にスミレの季節が訪れていないことを意味している。

これはちょっと当てが外れたな・・・。

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更に日影沢林道を先に進む。

ちょっと暗い場所にナガバノスミレサイシンがポツポツと現れだし、やっとテンションが上がってきた。

このナガバノスミレサイシンはナガバという名前の通り、葉っぱが長細くて先が尖っている。このような葉の形を、披針形(ひしんけい)と言ったりもする。

ちなみに披針(ひしん)っていうの刃針(はばり)とも言い、両刃で先の尖っている外科用の小さい刃物のことだ。

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8時24分に日影(ひかげ)バス停から歩き始めること約1時間半後、ご覧の車止めのゲートのある場所に到着。
この道は城山山頂にある(確か)NTTの施設への作業路だから一般の車は入れない。

この場所はスミレの花が多いことで知られていて、熱心なマニアがよく訪れる。
しかしこの日はそういう花好きのマニアの姿が全くなかった。まだ早過ぎるということを知ってのことか、震災の影響が続いているのか・・・。

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本当はそのゲートから先がまさにスミレの花の宝庫のはずなのに、やはりまだ早過ぎるのか、あまり現れない。

テンションが下がりかけた頃に現れたのがこれ。
花に顔を近づけて香りを嗅いでみたら、ほのかに香水のような香りが漂ってきた。ニオイタチツボスミレだ。

普通のタチツボスミレなら鎌倉にも嫌になるほど咲いているけれど、このニオイタチツボスミレは鎌倉では絶対に見られないスミレだ。
それにしても、こんな舗装道路の端っこに、よく咲いているな、お前。

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今度は濃い紫色のスミレが出現。
パソコンのモニタでは微妙だが、これが本来のすみれ色だ。

名前はオカスミレといい、これで全身に毛が多いとアカネスミレになる。やや小さめのスミレです。

実はこのオカスミレの撮影のときに始めてLUMIX DMC-G1にマクロレンズを付けて、更に三脚立てて撮影した。それまでは標準ズーム&手持ち撮影で済んで・・・いや、済ませてしまっていたのだ。
やっと多少本気になったってところか・・・。

但しこの日は終始微風が吹いていて、それが収まるのを待つのが大変だった。

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10時40分、正面に城山山頂に立つアンテナ施設が見えてきた。とりあえずのゴールも近い・・・。

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by JunMorosawA | 2011-04-20 18:13 | 山歩き&花 | Comments(0)


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