2010年 07月 05日
サウナのような山中湖畔・石割山 その2
10時13分、山中湖の湖畔にある石割山への登山口に到着した私。1時間20分近い遊歩道歩きですでに疲れが出始めていた。

その私を待っていたのは、このとんでもない階段だった・・・。




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登山口で私を待っていたのは、「天国への階段」ではなく「地獄への階段」とでも呼びたくなるようなつらくて急な階段。

いくら進んでもゴールが見えてこないって感じだった。

もちろん体力温存のために、ペースを落としてゆっくりと登っていった。

だけどそんなことをしても全く効果がないって感じ。途中で心臓が早鐘を打ってきた。

しかも「やっと終わったか」と思ったら、階段が途中で曲がった。「曲がんのかよ!」と一人で階段に突っ込みを入れていた。

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階段から神社までは林道のように太い道が続く。直射日光が容赦なく降り注ぐ。

カシオの高度計機能付きの腕時計PRO TREKで標高を確認したら、もう1200mを超えていた。箱根なら金時山並みじゃないか。それで何故こんなに暑いんだ。おかしいじゃないか。

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11時ちょうど、石割神社に到着。

神社の右側には大きな岩がありますね?その岩が「石」という字に割れているので石割神社という名前がついたらしいが、どうでしょう、石という字に見えるでしょうか。

ネットの情報によると、「古事記(712年)」の中にある神話「天の岩戸(天の岩屋戸)」はこの場所であるとも言われているとか。なかなか由緒ある場所なのですよ。

しかしこの日の石割神社はちょっと不気味だった。

私が神社に近づいたら、暗いところが好きなヒカゲチョウが一斉に飛び去った。

また周囲では、ハルゼミと思われるセミが、陰気な声で鳴き続けていた。

何だか急に夕方になってしまったかのような雰囲気だ。

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神社を後にして石割山山頂を目指して歩き始める。

ここからはかなり本格的な山道。ロープが何回も出現する。そんな道を、妙に心臓をばっこんばっこんさせながら登っていった。それほどつらい登りなのだ。

また蜘蛛の巣攻撃がすごかった。普通に歩いていたんじゃ、髪や、顔、体に容赦なく蜘蛛の巣がくっついてくる。今日はまだ誰もこの道を歩いていない証拠だ。

そこで手に笹の茎を持ち、それを顔の前で振り回しながら先に進んでいくしかなかった。

たまらん。つらい。

それでも何故か私はあまり歩調を遅らせない。
早くこの地獄を脱したかった。それには早く山山頂に達するしかない。

そう考えていたのかもしれない・・・。

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11時15分、急に前方が開けたと思ったら、そこが石割山の山頂だった。

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石割山山頂は、360度とまではいかないものの、南から西にかけてが開け、正面に富士山、下に山中湖が見える一大ビューポイントになっている(クリックして大きな画像でどうぞ)。

だけど残念ながらすでに富士山はご覧のようにほとんど雲の中だった。
ま、夏にはよくあること。仕方ない。

それにしても疲れた。心臓は「これでもか!」ってほどの早鐘を打っていた。あまり健康にいい登山じゃないな。

デイパックをそこらに投げ出し、水分を補給する。
ふう。

食欲はなかったけれど、コンビニで買った「コロネホイップロール」という甘いパンを食べてみた。
そしたらその甘さが心地よかった。紅茶もおいしい。

風がさっと横切る。「これこそ最高のご馳走だな」と思った。

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11時25分、大平山の方に向かって歩き始める。最初はかなり急な斜面だ。

ここから先は最初にここを訪れたとき「野の花道」と私が命名した道だ。
さて、そろそろ珍しい野の花との出合いがあるかな?

by JunMorosawA | 2010-07-05 21:50 | 低山歩き | Comments(0)


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