2010年 06月 18日
箱根明神ヶ岳・花を求めてのんびり記 後編
やっとアジサイの花がピークを迎えつつあるようです。今年は本当に遅かったですね。

そのアジサイの話は次回以降たっぷりとお届けするとして、今回は野の花を求めて1年ぶりに箱根は明神ヶ岳を訪れたお話の2回目です。ごゆっくりどうぞ・・・。




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天候は「晴れたり曇ったり」といったところか。
そんなに日差しが強いようには思えなかったのに、後で見てみたら薄っすら日焼けしていた。夏の紫外線をバカにしてはいけませんね。

ところで左端に写っている花木は、スイカズラ科の落葉低木ツクバネウツギ(衝羽根空木)。
細い枝先に漏斗(ろうと)型の白い花を2個ずつつけるのが特徴だ。

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花木といえば、フジ(藤)も現れた。フジは鎌倉ではもうとっくに花期を終えてしまったけれども、標高の高い山ではまだこうして咲いているんですね。

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せっかくなんで近寄ってアップで撮影。なかなかの美人さんじゃないですか。

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花木といえばやはり忘れられないのがこのサラサドウダン(更紗灯台)との出合い。
ツツジ科の落葉低木で、別名をフウリンツツジ(風鈴躑躅)という。

輪生した葉の下に、白色の地に赤みを帯びた筋が縦に入っている花をいくつもつける様はとても可憐だ。

ただこれ、写真としては失敗している。絞り優先で F値が 10 にもなっていたのだ。
で、そのF値を保つために ISO 感度が 400 にもなっていて画質を落としていた。

この日使用したカメラは LUMIX DMC-G1。G1 はいわゆるコンデジと比べれば大きな撮像素子を使っているのだが、それでも ISO 400 は画質を落とすなあ。
ま、手ブレもあるのかもしれないけれど、何処かすっきりとしない写真だ。

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昆虫で一番印象に残っているのがこの蝶。白黒ではなく、薄っすら黄色みを帯びている。

後日ネットで調べてみたのだが、どうしても分からない。そんなに珍しい種であるわけないのに不思議でたまらなかった。

しょうがなく蝶をメインにしているホームページの掲示板で質問したら、こんな答えが返ってきた。

        これは蝶ではなく、キンモンガという蛾です。
        蛾の仲間ですが、蝶と間違うことが多い代表的な種類の1つです。
        昼間活動して花で吸蜜していることも多いです。

何と蛾だったとは!
そうか。翅を開いて止まっていたのだから蛾と疑うべきだったなあ・・・。

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もう登山口から2時間半以上も歩いている。撮影のせいでいつもよりペースが遅い。
でもそれでいいじゃないか。どうして私はいつも先を急いでしまうのか・・・。

1ヶ月ぶりの山歩きなのに、体調はすこぶるよかった。
もっとこの雰囲気を楽しもうよ。山の空気を吸おうよ・・・。

ちなみに上の写真は後ろを振り返って写したもの。流石に富士山は見えなくなってしまっていたなあ・・・。

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11時50分、やっと目的地の明神ヶ岳山頂に到着。

ここまでで出会ったハイカーはたった1人だけだったのに、山頂にはご覧の十数名のハイカーがいた。人気の山だけのことはある。

何とバス停からここまで2時間半のところを3時間半もかけてしまった。私としては極めて珍しい。
でもこれはそれだけ野の花や虫たちの撮影に熱中した証拠で、誇れることじゃないかあ!

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昼食を食べたあと、淡々と下山。
このコースはご覧のように岩がゴロゴロしている場所が多いから注意が必要だ。

事故や怪我は必ず下山時に起こるもの・・・。

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下山した後、キョウチクトウ科のツルニチニチソウに、またなんか蝶が止まっている。
こいつは分かるぞ。ダイミョウセセリだ。

「大名セセリ」とはまた大層な名前だが、白い紋様が大名が紋付を羽織っている様子に似ているからだとか。
まあそう見えなくもないか。

先ほども書いたとおり、翅を開いて止まるのは蛾(が)の方で、蝶は翅を閉じて止まる。
だけどこのダイミョウセセリはいつでも翅を広げて止まるそうだ。そういえばこのときもそうだったっけ。

流石は大名だけのことはある?

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1時半、終了地点の宮城野支所前バス停に無事到着。5分もしないうちにご覧の箱根湯本・小田原駅行きのバスがやってきてとてもラッキーだった。

というわけで久しぶりに山らしい山を満喫した私だった。
ただ下山でちょっと疲れたかな?

俗に「上りは体力、下りは技術」という。
どうやらまだまだ未熟なようだ・・・。

by JunMorosawA | 2010-06-18 16:57 | 山歩き&花 | Comments(0)


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