2010年 06月 15日
箱根明神ヶ岳・花を求めてのんびり記 前編
関東地方もやっと梅雨入りしたということで、本格的なアジサイの季節になってきました。北鎌倉でも徐々にアジサイが本番を迎えつつあります。
土日はとにかく混みます。平日が狙い目ですよ。

さて、ふと気がついてみると4月に九鬼山に登って以来、山歩きをしていない私・・・。

慢性胃弱人間と致しましては、どうもここのところまた体調がぱっとしなかったのだ。
どうやら私は5~6月頃の気候に弱いようだ。例えば2~3年に1回この時期に鼻の頭にメンチョ(メンチョウ)ができるし・・・。。

でも前回の私の休み(6月頭)はまずまずの天候が予想されていた。たまには歩かないと体が腐ってしまう。むしろ歩いてデトックスしたい。

というわけで1年ぶりに箱根は明神ヶ岳に行ってみようという気を起こした。
明神ヶ岳周辺は案外花の宝庫だし・・・。

さて、どんな出合いがあるかな?




c0196928_19194595.jpg

北鎌倉を6時半頃出発し、小田原を経由して7時40分過ぎに箱根湯本駅に到着。

長い間工事が行われていた箱根湯本駅だが、どうやらやっと工事が終わったようで、ご覧のようにすっきりとした顔立ちになっていた。

c0196928_1920164.jpg

箱根湯本駅からバスに乗り換え、8時17分仙石バス停に到着。
スイカ1枚でJRから小田急からバスまで乗れるのだから、便利になったものだ。

ただ知らないうちに結構運賃を使っているのが怖いところだけれども。

c0196928_19201833.jpg

バスを降りたらこの金時登山口バス停の方に向かって歩いていく。

予報よりも雲が多いのが気になるところだけれど、故に6月とは思えないほど涼しい感じだった。

何か久しぶりに一人旅を満喫している感じ。
よい。

c0196928_192030100.jpg

おっと!面白そうな花に遭遇!

柵越しに顔を覗かせているのは、どうやらヒメフウロ(姫風露)だ。

本来のヒメフウロは、フウロソウ科の多年草で、滋賀の伊吹山や徳島の剣山などの限られた地域の石灰岩地に生える絶滅危惧Ⅱ類だという。

しかしここは箱根の登山口手前の別荘地帯。はっきりとは分からないが、どうやら園芸用として出回ったものが野に出たもののようだ。

でも野の花っぽくって私は好きですよ、これ。だから面倒臭がらずにちゃんとマクロレンズにすげ替えて何枚か写した。

c0196928_19204123.jpg

登山口から20分ほどでうぐいす茶屋のある矢倉沢峠まで登る。これで稜線(りょうせん:山の峰から峰へ続く線)まで達したことになる。

矢倉沢峠から歩き始めて20分後ぐらいに後ろを振り返ってみたら、おっとなんてこったい!こんなに中途半端な天気なのに、薄っすらと富士山が見えているではないか!

夏場に富士山がこうして見られるなんて、ラッキーだ!
ちなみに右にある出っ張った山が、あの金時山(きんときやま)です。

よしよし。ここまで体調も胃腸もよい。どうやら楽しい山行ができそうだ。

c0196928_19205223.jpg

おっと。やや暗い場所に、何やらとても小さな白い花が咲いているぞ。

c0196928_1921971.jpg

キキョウ科の多年草、タニギキョウ(谷桔梗)だ。

木陰のやや湿り気のあるような場所を好む花で、例えばコケに混じるようにして群落していることが多い野の花だ。

とにかく小さい花だから、注意深く観察してないと見過ごしてしまうこと必至だったりする。

それと小さい花ゆえ、撮影にも細心の注意が必要だ。
ミニ三脚に固定して手ブレを防ぎ、マニュアルフォーカスにして慎重にシベにピントを合わせ、あとは被写体ブレを防ぐために風が収まるのをじっと待って撮影する・・・。

c0196928_19212159.jpg

おっと。葉っぱの上で真っ昼間っからお取り込み中の虫がいるではないか。
ゾウムシ科の甲虫、ヒメシロコブゾウムシ(姫白瘤象虫)だ。

「白瘤象虫」というのがいて、それより小さいため「姫・白瘤象虫」と言う。
そして、象の鼻のように長く突き出した口を持つのがゾウムシ科の特徴なのに、このヒメシロコブゾウムシにはそれがないのが逆に特徴になっていたりする。

それにつけても、何もこんな真っ昼間っから頑張らんでもいいのに、彼らは「秘め事」という言葉を知らんのか。

ま、でも、邪魔して悪かったね。この写真だけで5~6枚も写しちゃったよ。もし相手が虫じゃなくて人間なら、私は変態盗撮魔ってところだな。

というわけで、花だの虫だの、久しぶりの山行に様々なものが現れて嬉しい。後半も楽しみたい・・・。

by JunMorosawA | 2010-06-15 19:21 | 山歩き&花 | Comments(0)


<< 箱根明神ヶ岳・花を求めてのんび...      北鎌倉・瓜ヶ谷から源氏山へ 後編 >>