2010年 01月 08日
さて、今回は元旦の日の、地元鎌倉巡りの後編です。 のんびりとお楽しみください。 バス乗り場などのある鎌倉駅前広場をそのまま真っ直ぐに東に進んでいくと、すぐにT字路にぶつかる。ぶつかった広い道が若宮大路(わかみやおおじ)。頼朝が妻・政子の安産を願って造らせた道だと言われている。 では地図で場所を確認しておきましょう。 今「駅入口」交差点にいるわけですね。で、駅から右上に向かって延びている道路が若宮大路です。 (ちなみにこの地図はマウスのドラッグ操作で自由に動かせます。遊んでみてください) 若宮大路を左(北東)に進んでいくとすぐに真っ赤な鳥居が現れる。鶴岡八幡宮の二の鳥居だ。 三が日は歩行者天国ってことで、みんな平気で道路を歩いてますね。 この先を5~10分ほどで鶴岡八幡宮に着けるのだが、元旦ってことでかなりの混雑が予想されたので、あえて避けて、今回は駅前のT字路を左折するのではなく、海に向かって右折することにした。 すると1~2分でスルガ銀行が現れるから、その手前の路地を「本覚寺」「妙本寺」という案内に従って入っていく。 するとこんな感じですぐに右手に本覚寺(ほんがくじ)の裏門が現れるから、ここに入っていきましょう。 (上の写真、ちょっと太陽をモロ写してしまったためにフレアやゴーストが多いが、気にしないように) 本覚寺は日蓮宗のお寺で、永享8年(1436)日出(にっしゅつ)上人によって創建された。 日出上人も高僧だったのかもしれないが、二代目住職の日朝(にっちょう)上人は「日蓮上人の生まれ変わり」といわれるほど偉いお坊さんだったという。故にこのお寺は「日朝さま」という名で親しまれている。 のちに日朝上人は身延山の法王になり、身延山を今のような立派なお寺にした。 また、その身延山から日蓮上人の骨をここに分骨したため、このお寺は「東身延」とも呼ばれてるようになった。 ご覧のとおりここも初詣客で賑わっていたが、八幡宮ほどでもない。この適度な混み具合がいい。 本覚寺といえばこの八角形の夷堂(えびすどう)が有名だ。縁結びや商売繁盛の神様、夷様(えびすさま)が祀(まつ)られている。 で、正月三が日と、1月10日にえびす祭というのが行われるため、ご覧の賑わいを示すのだ。 そしてえびす祭といえば福娘。金色の烏帽子(えぼし)をかぶったかわいらしい福娘が境内に何人もいる。 こちらはふかし饅頭売り場の福娘。私はこの福娘から1つ100円の饅頭を買いました。 そして買ったあとに「1枚いいですか?」と声をかけてこの写真を写しました。 みなさん、女性を写すときには盗撮はダメですよ。ちゃんと「声かけ撮影」を行いましょう。 そして写した後はちゃんと「どうもありがとう」とお礼を言いましょう。 ちなみに本覚寺の「本えびす」は1月10日(日曜日)です。「本えびす」の日はお正月以上に賑わいますよ。みなさん、是非おいでください。
by JunMorosawA
| 2010-01-08 17:49
| 地元(鎌倉)の話
|
Comments(2)
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たかしの嫁
at 2010-01-11 16:41
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先日父親の用事で温故堂さんに行く時、初めて本覚寺の境内を近道していきました。風情のあるお寺ですね。お宅から本覚寺までは丁度よいウオーキングですね。
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JunMorosawA at 2010-01-11 18:57
たかしの嫁さん、こんにちは。
> 初めて本覚寺の境内を近道していきました。 本覚寺は神社と同じで拝観料もなしに自由に出入りできるのがいいですね。 > お宅から本覚寺までは丁度よいウオーキングですね。 銭洗弁天などに立ち寄ってもうちから50分ほどでしょうか。 山越えのコースは空気もおいしいですよ! |
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