2009年 09月 12日
富士登山記 2009 その12
● 登頂成功!

7時37分、遂に最後の鳥居を通過。登頂成功だ!

とはいえ、思ったとおり、やはり特別な感激はなかった。もう3度目なのだから、しょうがないか・・・。

c0196928_17484967.jpg

御殿場口の山頂は地味でたいしたものはないが、そこから数分歩くとこの富士宮口の山頂に当たる浅間大社奥宮前に着く。
ちなみに富士山頂はすべて浅間大社の境内になっている。だからそのへんで立ちションなどすると罰(ばち)が当たりますよ。

一方正面左手にあるのが夏の間だけ開いている郵便局だ。赤いポストが見えますね。
今回はパスしたが、富士山頂の消印を押してもらえるということで、ここから記念に自分宛に手紙を書く人も多い。

c0196928_17491857.jpg

少し先に進むと噴火口跡がくっきりと見えてくる。女性的だった宝永山の噴火口跡と違ってこちらは本当に荒々しい。

そして左側の小山のてっぺんにあるのが富士山測候所で、あそこが富士山の剣ヶ峰・・・すなわち一番高い3776m地点だ。あれ以上高い場所はこの日本にはない。

まずはあそこを目指さねば・・・。



● 剣ヶ峰を目指す

c0196928_17494955.jpg

剣ヶ峰の前に立ちはだかるのが、この「馬の背」と呼ばれる急な道。疲れ切った体にはこの急斜面はとてもこたえる。
しかしこの急な坂を乗り切ってこその剣ヶ峰だ。頑張ろう。

c0196928_175017.jpg

馬の背に近寄っていくと下界が見えた!
じつは去年は雲のせいで何も見えなかったのだ。絶景だ!

c0196928_1750182.jpg

馬の背の急登を歩き始める。もちろんつらい。心臓がばっこんばっこん音を立てる。でも去年ほどではなかったような気もする。

もう疲労のピークを超えていたのか、それとも絶景がパワーをくれたのか・・・。

c0196928_17503553.jpg

8時2分、つらい馬の背を乗り切る。

左上に見えるのが富士山測候所。
残念ながら富士山測候所のシンボルとして昭和39年以来登山者に親しまれたレーダードームはもうない。
そして富士山測候所自体、2004年秋に無人化されてしまっている(無人状態で気温・湿度・気圧の観測は続けられている)。

c0196928_17504590.jpg

3776mの最高地点を表す石柱の前には記念撮影する人たちの列ができていた。
私もそこに並び、8時10分、若者にご覧の写真を写してもらう。

その青年、写した写真を見ながら「あ~、最高ですよ!」などとお世辞を言ってくれた。ありがとう。

c0196928_1751236.jpg

石碑の先にはご覧の展望台のようなものがあった。
ただ残念なことに、展望台の一番てっぺんの方は立入禁止になっていた。鉄製の階段が腐り始めていて危険ってことなんだろう。

しかし低い方になら進める。
ただ入口はきわめて狭い。だからデイパックをそこらに置いて中に進んでみた。

c0196928_17512627.jpg

おっと。これまたすごい場所だ!
薄っすらとした雲海と共に地上がはっきりと見えていて、絶景だ!

何度も書くようだが、去年は地上が全く見えなかったのだ。
素晴らしい!今年は恵まれているなあ・・・。

さて、富士山の山頂部分を火口に沿って一周することを「お鉢巡り(おはちめぐり)」という。いわば日本最高地点のトレッキングコースだ。
歩行距離は3キロ。平均的な脚力で1時間半ぐらいかかるそうだ。

そろそろ始めるか・・・。

(つづく・・・)

by JunMorosawA | 2009-09-12 17:53 | 低山歩き | Comments(0)


<< 富士登山記 2009 その13      富士登山記 2009 その11 >>