2009年 09月 11日
富士登山記 2009 その11
富士宮口新5合目から歩き始め、宝永山を経て無事8合目の赤岩八合館に辿り着いた私。

何故か山小屋では眠れぬ夜を過ごしてしまったものの、翌朝はなかなかに感動的なご来光を拝むことができた。

さて、あとは山頂を目指すのみだ・・・。




● 山頂を目指す

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6時2分、お世話になった赤岩八合館を後にする。
例によって少し山小屋を過ぎたあたりから見下ろした下界は絶景だった。宝永山もよく見える。

「例によって」なんて書くのも妙だが、これで丸3年、私は同じようにこの富士山に訪れ、全て違うルートながら同じように山小屋に一泊したあと、こうして同じように山小屋を振り返っているのだ。

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赤茶けた砂礫帯の道が続く。
何と歩き始めてわずか5分後に私は手帳にこんなことを書いている。

        結構きついね・・・

去年と大変よく似ている。そういえば去年もほとんど眠れなかった。やはり寝不足はこたえるようだ。

いいさ。別に焦る必要はない。のんびり登ろう・・・。

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6時18分、8合目の見晴館の前を通過する。但し建物は半分崩壊状態。登山客の少ないルートの宿命か。

このあたりから砂礫の粒が大きくなり、歩きにくくなる。

6時25分、最初の休憩を取る。

ここでまた前日のようにアミノバイタルの顆粒を1袋飲んだ。何となくではあるけれど、効きそうな気がするからだ。

やや雲は多いものの、ほぼ快晴。どうやら山頂でもいいお鉢巡りができそうだ。
ただ同時に「先が見えているだけに、感動はないだろうな」とこのとき思っていた。

ひょっとしたら今回の登山のピークはもう過ぎていたのかもしれない。

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なんかすぐ上にゴールが見えるような気がするのに、なかなか近づかない。そんな登山が続く。

6時44分、2度目の休憩。
20分で休憩とは早過ぎるが、実際心臓がかなり早鐘を打っていた。汗もかいている。これでもまだペースが早過ぎるのかもしれない。

何故か私の周りにアブが1匹まとわりついていた。こいつらいったい何を食って生きているんだろう。

7時4分、3度目の休憩。なおさら休憩の間隔が狭まってきた。
やはり心臓がバッコンバッコン言っていた。まだペースが早過ぎるのか。いや、要するに空気が薄いせいか。

でも足腰には疲労はなかった。ヒザも全く問題ない。立派じゃないか。

ただ早すぎた朝食がよくなかったのか、胃腸が落ち着いてない。若干の嘔吐感もあった。
だから食べる楽しみがない。それがつらい。

あと少し頭痛があった。でもこれは仕方ないか。

何故かまたアブが1匹まとわりついてくる。お盆の時期だったら「ご先祖様が見守ってくれている」と考えたかもしれないな・・・。

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7時35分、目の前に白い鳥居が見えてきた。あれが山頂に違いない・・・。

(つづく・・・)

by JunMorosawA | 2009-09-11 18:25 | 低山歩き | Comments(0)


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