2009年 08月 04日
箱根の山中で出合った野の花
久しぶりに箱根の山を歩いてみた。
そこで出合ったのがこの花だ。

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そう。山百合(やまゆり)です。
山百合はユリ科の多年草。我が国特産の種で、世界に誇れる花だ。

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これがご覧のように次々に現れた。
山百合は地元鎌倉ではもうピークを過ぎている花のはずだが、箱根の山中では今が盛りのようだった。

時間を少しだけ巻き戻し、梅雨の頃箱根の山中で出合った花をいくつか紹介してみようと思う。

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まずはこれはドウダンツツジの仲間のサラサドウダン(更紗灯台)。フウリンツツジ(風鈴躑躅)とも言うらしい。去年初めて出合った花だ。

明神ヶ岳周辺で出合ったのだが、中級山岳の日当たりのいい林に花を咲かせるということなんで、まさに格好の生育場なのだろう。

ちなみに「更紗灯台」という名の「灯台」とは海の灯台ではなく、昔の照明器具である結び灯台のことで、ドウダンツツジと同じでよく分かれた枝の形が、この結び灯台の脚に似ていることからこの名がついたらしい。

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こちらはつる性植物のハンショウヅル(半鐘蔓)。やはり明神ヶ岳周辺の稜線で出合った。
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性低木で、ちょっと意外なことにクレマチスの仲間なんだそうだ。

鐘状で暗紅紫色の花がとても可憐で、ハンショウヅルの名もまさにその花の姿が半鐘に似ていることによるのだが、実は花のように見えるのはガク片であって花ではないという。

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これは去年の7月22日に、やはり明神ヶ岳周辺で出合った花で、柿蘭(かきらん)というラン。
湿り気のある草地などに生えるランで、尾瀬のような山間の湿原や平地の湿地でよく見られるのだそうだ。

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6月~7月、黄褐色の花を茎の先に10ほど総状につけ、下方から開花していく。花の唇弁にある紅紫色の模様が目立つ。
この花の色が柿色であることからカキランと呼ばれる。

ただ野生のランは盗掘によりどんどんその数を減らしている。このランにしたって、同じ場所に今年も咲いていたのかどうか・・・。

というわけで、山もただぼおっと歩くのではなく、野の花を探しながら歩くと楽しいですよ。

ただ夏は日光がきつい。紫外線対策をゆめゆめお忘れなく・・・。

by JunMorosawA | 2009-08-04 19:09 | 山歩き&花 | Comments(4)
Commented at 2009-08-06 22:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by JunMorosawA at 2009-08-08 18:59
ショコショコラさん、初めまして。いつもご覧になっていただいているようで、ありがとうございます。
残念ながらぼんぼり祭は一昨日すでに行ってしまいました!申し訳ありません。
今後ともどうかよろしくお願いします。
Commented at 2009-08-09 10:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by JunMorosawA at 2009-08-09 22:15
来年は是非いらしてください。それでは、また・・・。


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