2009年 04月 26日
九鬼山は野の花の宝庫だった その2
というわけで、「風花」のてばまるさんのお勧めもあって、富士急行禾生(かせい)駅の近くにある九鬼山に私は乗り込んだ。

「風花」のてばまるさんは九鬼山を「スミレの宝庫」と称した。はたしてどんなスミレ、野の花と遭遇できるだろうか・・・。




9時過ぎに登山口から山の中に入っていく。最初は暗い杉の植林帯が続く。やがて右下から沢の音が聞こえてくるようになっても、イメージは相変わらず暗い。

しかし風邪をおして今回の山行を決意したわけだが、思ったよりも体は軽かった。これなら何とかなりそうだ。

c0196928_1720524.jpg

9時15分、幅のない沢を渡る。このあたりからポツポツと野の花が現れた。

c0196928_17202326.jpg

 まず現れたのが、4月23日にも紹介したジュウニヒトエ。園芸種であるセイヨウジュウニヒトエではなく、野の花の方のジュウニヒトエで、我が国の特産種だという。

これがびっくりするほど次々に現れた。私はこのジュウニヒトエとはまだ2~3度しか出合っていなかったから本当に驚きだった。

c0196928_17204230.jpg

次に現れたのがこのイカリソウ。
何とも独特なこの花の形が船の碇(いかり)に似ていることからこの名がついたとか。本当にユニークな花だ。

c0196928_17205830.jpg

そしてこのヒトリシズカもぽつぽつ現れた。
漢字で書くと「一人静」。そう、源義経の愛妾(あいしょう)で、舞の名手だった静御前(しずかごぜん)からこの名が来ている。

これらの3つの花に、山に入ってからわずか10分ちょっとで出合っている。なかなかやるじゃないか、九鬼山!

c0196928_17212155.jpg
ここで私が注目したのはこのチゴユリだった。
うつむきがちに咲く小さな花がまるで稚児(ちご)のようにかわいらしいことからこの名がついた。

はっきりいって高尾山あたりでも頻繁に出合うんで、故にあまり真剣に写したことがなかった。そういう花って案外多い。

そこでここは少し力(りき)を入れて写そうと思い、標準ズームレンズから35mmのマクロレンズにチェンジした(ちなみにカメラは最近の私の山歩きの友であるLUMIX DMC-G1)。

c0196928_17214748.jpg

これがそれ。「渾身の1枚」とまではいかないけれど、やっぱりマクロレンズってボケ味がいいですね。

ちょっと時間を忘れて何枚か撮影した。
その際、案外アリンコに邪魔されることが多かった。アリンコが花の中に顔を突っ込んでいることが多くてね。そうなるとその部分が黒くなるでしょう?

c0196928_17221239.jpg

これがその失敗例。上の方の花にアリンコ君が顔を突っ込んでますよね?
ま、アリンコ君には罪はないんだけれども・・・。

c0196928_17222650.jpg

10時半頃、弥生峠に到着。これで稜線に達したことになる。稜線には明るい場所を好む野の花が咲いている。
今度はどんな野の花と出合えるだろうか・・・。

(つづく)

by JunMorosawA | 2009-04-26 17:21 | 山歩き&花 | Comments(0)


<< 九鬼山は野の花の宝庫だった その3      九鬼山は野の花の宝庫だった >>