2009年 04月 18日
スミレを求めて奥高尾を縦走する その2
スミレを求めて奥高尾は陣馬山(じんばさん)を目指して歩き始めた私。
陣馬山直下で待望のスミレがぽつぽつと現れだしたものの、強すぎる直射日光が撮影の邪魔をしていた。

そこで私はデイパックから秘密兵器を取り出したのであった。




強すぎる直射日光を防ぐべく、私がデイパックから取り出した秘密兵器とはこれであった。

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そう。折り畳み式の傘。これで直射日光を防ごうというわけ。この手のものをディフューザーという。

以前私は45リットルの白いゴミ袋をディフューザーとして使っていたことがある。しかしポリ袋じゃ風に弱くて、形も留まってくれなくて、とても不便だった。

そこで今回傘を使ってみようとしたのだ。

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このように傘をスミレの近くに置いて直射日光を防ぐ。なかなかオシャレな作戦といえよう。

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そうやって写したのがこれだ。

現場でカメラの液晶モニタを見ている分には問題ないと思ったのだが、少し色温度を変化させてしまうようで、若干暖色系にはなっている。マニュアル・ホワイトバランスで写すべきだったかもしれない。

でも光が均等に回って、なかなかグーではないか!

ちなみにこのスミレはマルバスミレという。一般的には茎や葉などに毛が多いため、ケマルバスミレともいう。

何となく花にも葉っぱも丸みがあってかわいいとは思いませんか?

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マルバスミレが咲いていた近くでまたまた別なスミレを発見!
「マルバスミレとそっくりじゃないかあ!」と思ってはいけない。葉っぱを見てほしい。他のスミレと明らかに違ってギザギザですよね?色もほんのりとピンク色をしている。

これはエイザンスレミ。葉は基部から三裂し、さらに細かく分かれるのが一番の特徴。
和名のエイザンは比叡山から来ている。そのくせ京都の比叡山と関連があるのかどうかはあまりよく分かっていないという。

ちなみに花の色は、このようにほとんど白いものから、結構ピンク色っぽいものまで幅がある。

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ちょうど10時頃、陣馬山山頂に到着。陣馬山は陣馬高原という言われ方をするだけのことはあって、とても広くてのびやかだ。

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陣馬山山頂には白馬の像がある。私と同じように一眼レフカメラ(ニコン製)でこの像を撮影していたお兄さんがいたんで、彼に撮影を頼んだ。

彼は快く撮影を引き受けてくれた。広角側で写されたせいか、実際以上に私の足が長く写っていますねえ・・・。

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さて、陣馬山山頂で一番目立っていたのが、近づくととてもよい香りのするニオイタチツボスミレだった。斜面にかなりの数が群生していた。

そんなニオイタチツボスミレを、せっかくバックに青空があるのだからと、青空と絡めて写そうとした。だからこの場合は傘ディフューザーなしだ。

写真の出来としてはちょっと不満。花柄が短かいものが多くて難しかったとはいえ、もう少し何とかならなかったものか・・・。

これでここまでに発見したスミレは、プリケアナ、ナガバノスミレサイシン、タチツボスミレ、ケマルバスミレ、エイザンスミレ、ニオイタチツボスミレの6種類になった。何とか10種類まで手が届くかな?

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撮影を終えた私はしばしベンチで休憩。折り畳み式の傘が何だか笑える。他のハイカーの人は「男のクセに日傘など差して」と思っていたかもしれない。

さて、ここから高尾山に向けての奥高尾縦走路が始まる。
登山口からの急登攻撃でいきなりバテた私だけれど、山頂手前でのスミレ撮影に成功したせいか、疲れが多少飛んでいた。

何とか頑張れそうだな・・・。

(またつづく・・・)

by JunMorosawA | 2009-04-18 17:46 | 山歩き&花 | Comments(0)


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