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2009年 04月 08日
鶴ヶ鳥屋山はまだ冬だった・後編
今回は、3月末、中央本線の笹子駅から、標高1374mの山、鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)に挑んだときのお話の続きです。

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笹子駅を8時に出発し、つらい急坂を登り続け、9時46分、やっと私は稜線に達した。

予定表を見てびっくり。じつは稜線到達予定時間は10時25分だった。何と40分近くも早い。
自分じゃそんなつもりはなかったのだが、少し飛ばしすぎたか。これでは疲れるはずだ。

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稜線で私を待っていたのは、ご覧の光景。樹木が真っ白になっているのが分かるだろうか。

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何と霧氷(むひょう)である。地元では桜が咲き出している時期に、まさか霧氷と遭遇するとは夢にも思ってなかった。

霧氷は鎌倉あたりの低山では見られない。「俺はすごいところにいるんだな」とあらためて思った。

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霧氷との出合いが私を少し元気にさせた。私は鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)山頂に向かって稜線を歩き始めた。

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稜線上はブナの巨木のオンパレードだった・・・。

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このブナの大木の続く道を進み、10時36分鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)山頂に到着。

初狩駅への下山コースは、基本的に東側斜面に当たっていたせいか、幸いにもほとんど雪がなく、私は無事下界に戻ってくることができた。
だけどちょっと危ない山行(さんこう)だったな。甘く見てたよ、鶴ヶ鳥屋山を。

終わってみれば面白い山だった。
でも今回は全く野の花との出合いがなかったのが残念。春か秋の、程よき頃、また訪れてみたい。ここは何かありそうな気がする・・・。

by JunMorosawA | 2009-04-08 18:59 | 低山歩き | Comments(0)


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