いわゆる「三寒四温」というのだろうか、暖かかったり、寒かったり、寒暖差の激しい日が続いていますね。
もう杉の花粉も飛び始めたとか。皆さんも体調には十分気をつけてください。
さて、私はここ数年、円覚寺の前にあるこの白鷺池で「幻想的梅写真」なるものを写している。
今回はそのパート2をお届けします。
最近愛用している LUMIX DMC-G1 にはマクロレンズも望遠レンズもないんで、カメラはキヤノンの EOS 40D を使用し、レンズは望遠レンズの EF70-200mm F4L IS USM を選択。
絞り優先にして、絞り値は何故か F7.1 という中途半端な数字を利用して、必ず池をバックにフラッシュを焚いて撮影する・・・これが「幻想的梅写真」のパターンだ。
それで、被写体を変えたり、こうして構図を変えたりしてひたすら撮影する。
望遠レンズの EF70-200mm F4L IS USM の最望遠側で撮影し、しかもほぼ最短撮影距離で撮影するから、被写界深度(ピントが合って見える範囲)は鬼のように浅い。
しかも手持ち撮影だから、いくら EF70-200mm F4L IS USM に手ブレ補正機能がついているとはいえ、どうしても多少は手ブレやピンボケが起こってしまう。
いつもは、いわゆる「JPEG撮って出し」しか使わない私だけれど、このシリーズだけはRAWを使って少し Digital Photo Professional で色合いなどをいじっている。
ぶっちゃけ、少し派手めにしているのだ。
これは去年の作品。
撮影位置や撮影時間が変わるだけで、このように背景の色合いが劇的に変化する。とても同じ池の水を背景にしているとは思えませんよね。
実はこれ、今年の年賀状に使った写真だったりしてます。
これも去年の作品だ。こうしてみると去年の方が出来がいいような気がして、ちょっと悔しい。
これは白鷺池ではなく、葛原岡神社で撮影している。
データを見てみたら、シャッター速度は1/40秒。実はこれだけフラッシュを焚き忘れていたのだ。
いくら手ブレ補正機能があるとはいえ、200mm側で最短撮影距離で撮影しているのだから、流石にシャープさはないですね。
ただ、バックの色合いが、何となく好きだなあ。
というわけで、「幻想的梅写真 2009」をお届けしました。